2013年9月20日、新しい薬物リハビリテーション・センターが、ネパールのカトマンズで落成式を迎えました。 この最先端のセンターのオープンは、国際サイエントロジスト協会からの財政的な貢献により実現しました。
2013年9月20日に行われた、この新しいナルコノン・ネパールのグランド・オープニングには、ネパールの副大統領パラマーナンダ・ジャー氏を含む1,000人以上のゲストや高官たちが参加しました。 4階建てで、100人分のベッドを備えたこの居住型薬物リハビリテーション施設は、ヒマラヤ山脈近くのハバード山の頂上に位置しています。この山は、ナルコノン・プログラムを使用する薬物リハビリテーション技術を開発した人道主義者L. ロン ハバードを称えるために2010年にそのように名付けられました。
ナルコノン・ネパールの総代表、バサンタ R. クンワールは、2004年にこの国にナルコノン・プログラムを持ち込みました。 20年来のベテラン警察官、そしてカトマンズ警察の上級長官であったクンワール氏は、薬物と犯罪との関係そしてこの国の薬物問題に対処する緊急性を痛感していました。 彼の指導とリーダーシップのもと、ナルコノン・ネパールはカトマンズでのひとつの建物から始まり、7つの複合施設へと成長し、そしてこの新しい施設では3倍の拡張を遂げました。
ナルコノン・ネパールは、完全に中毒となっていた何百もの人々をすでに救出していました。 このセンターは全国警察と協力して、この国の全75の区域にわたり薬物防止セミナーを開催し、薬物の真実と薬物依存に関して65万人以上を教育しました。 メディアの広範囲なネットワークを利用して、ナルコノン・ネパールは、南アジア、イギリス、中東の5,600万人以上の人々へさらにその希望のメッセージを届けたのです。
クンワール氏の聴衆に向けたメッセージとはこのようなものでした。「私たちは、ネパールで助けを必要としている人々全員にナルコノンの救命サービスを提供するために存在しています。 そしてこの新しい施設での私たちのトレーニング・サービスを通して南アジア一帯へとさらに活動を広げて行く予定です。このようにL. ロン ハバードの効果的な薬物リハビリテーション技術の恩恵を私たちの偉大な地域に住む他の人にも分け与えて行くのです。」
副大統領であるパラマーナンダ・ジャー氏は新しいナルコノン施設のオープンを公式にこのように祝しました。「この近年、ナルコノン・ネパールは、我が国民へ貴重な奉仕をしてくださいました。 ナルコノンの薬物教育授業に出席した生徒たちは、薬物の真実について気付けたこと、そして啓発されたことに対し非常に感謝しています。これぞすべてのネパールの若者たちのあるべき姿です。 実際、私たちの小中高校、そして大学の何十万もの生徒たちが、今やナルコノンによって教育されたことで、自分たちの力で薬物に立ち向かい、私たちの文化を救済することができる世代を築いてくれたのです。そしてみなさんの薬物リハビリテーションはかつての依存者やその家族の人生を永遠に変えてくれています。 というわけで、このセンターのオープンにあたり、私はネパールを薬物のない国家にするためにみなさんのお力になる所存です。」
監察官補佐であるビシュマ・パラサイ氏は、この貴重な奉仕をネパールに限らず、隣国に至るまで提供していることへの誇りをこのように表現しています。「ネパールにとって今日は誇り高き日です。というのも、私たちはナルコノンの役割をさらに広範囲に担うためにその施設の拡張を行っているだけでなく、南アジア一帯の人々を助けるためにこのプログラムの扉を広げているからです。 これは実際にネパール国民にとって名誉あることであり、光栄なことです。」
元保健大臣のバンシダー・ミシュラ氏は、ナルコノン・プログラムの効果についてこのように述べています。「2008年に保健大臣に就任した時、私は幸運にもナルコノンの修了式で演説する機会を頂きました。 私はそこでナルコノンのこの驚くべき結果を目にしたのです。 元薬物常用者を救済し、人生を取り戻させたという彼らのような業績は、他に見たことがありません。 彼らの献身した弛みない働きによって、ネパールの人々は蔓延する薬物依存から保護されているのです。」
30年間ネパールの裁判所で裁判官を務めるデヴェンドラ・シャルマ氏はこのように述べました。 「L. ロン ハバード氏はこの素晴らしい技術、ナルコノン・プログラムを開発されました。 家族と地域社会との絆を破壊していた元薬物依存者たちは、今や社会の一員としての責任を担い、自分たちの家族を助け、地域社会を助け、より偉大なネパールを築くことに貢献しています。 これこそ真の偉業です。」
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50年近くにわたり、ナルコノン・プログラムは安定した回復に向けて薬物を使わないリハビリ法を依存者たちに提供してきました。 このプログラムでは、薬物乱用による心的・身体的な悪影響だけでなく、人がそもそも薬物に頼るようになった理由にも取り組みます。 完全なリハビリテーション・プログラムは、薬物を使わない方法による薬物離脱と解毒、そしてそれらに続く薬物なしで自分たちの問題を解決するための方法を個々に学ぶライフ・スキル・コースから構成されています。 何万ものナルコノン・プログラム修了生たちが、薬物なしの生産的な人生を率先して続けているのです。
ナルコノンの活動が始まって以来、サイエントロジー教会のメンバーはこの組織の支援と薬物なしの世界を築く助けとなるという伝統を続けています。 彼らの支援は多様です。労力という形であったり、資金という形であったり、自治的なナルコノン施設を設立することさえあるのです。 実際、サイエントロジストたちの寛大な支援を通じて、2001年にナルコノンは、中核となる薬物リハビリテーション施設そして国際的なトレーニング・センターとして、ナルコノン・アローヘッドを設立しました。 これは、オクラホマ州南東部の111万3000平方メートルの森林に位置し、この種のものでは世界最大級の薬物リハビリテーション施設です。