セッションでは、プリ・クリアーの反応心に打ち勝つために、プリ・クリアーの分析心はオーディターの分析心によって手助けされます。
プリ・クリアーは、自分の反応心の犠牲になっているのです。反応心が再刺激されると、人は反応心に含まれる有害なエネルギーに影響されます。反応心は隠れているため、プリ・クリアーは自分自身では対処できません。だからこそ、人は何千年もの間、思索を重ね、「魂を探求」し、自分自身、そして自分の動機を理解しようとし続けながら、無駄に終わったのです。オーディターがいなければ、プリ・クリアーのダイナミック、すなわち生存に向かう力は、反応心が及ぼす力にはかないません。
オーディティングに効果がある主な理由のひとつは、プリ・クリアーのダイナミックの力にオーディターのダイナミックの力が加わるからです。そのふたつを組み合わせた力は、プリ・クリアーの反応心単独の力よりも大きいのです。L. ロン ハバードの精密な技術をふたりが協力して適用することによって、プリ・クリアーの反応心に打ち勝つことができるのです。
チャージのある領域が反応心から解放されるたびに、プリ・クリアーの意識は向上します。オーディティング・セッションを重ねるにつれ、このような意識の向上がますます進みます。そして、プリ・クリアーは段々と、自分が本当は誰なのか、自分に何が起こったのか、そして自分が持つ真の精神的な潜在性や能力はどんなものなのかという認識を高めていくのです。