心とは基本的に、セイタン(真の自己である精神的な存在)と環境との間にある、コミュニケーションとコントロールのシステムです。心は、過去の経験の記録である「心の映像」から成っています。
人は生存に関する問題を提起し解決したり、その解決策に基づいて自らの努力を方向付けるために自分の心を用います。
心は2つの部分、つまり分析心と 反応心から成っています。
分析心とは、理性的で、目覚めていて、意識している心のことです。それは考え、データを観察し、それを記憶し、問題を解決していきます。
反応心とは、人の心のうち、完全に刺激‐反応に基づいて働く部分のことです。それは意志のコントロール下にはなく、意識、目的、思考、身体、行動に対して影響力を及ぼします。