アプライド・スカラスティックスの教育者、個人指導センターと学校のネットワークは、自分たちの地区だけでなく、さらに遠くへと手を広げ、読み書き能力と教育の向上に取り組んでいます。 セミナーや講習会、包括的な常設のプログラムを通じて、教育者のチームが十分なサービスを受けていない人々に勉強の技術を提供しています。
そのようなプロジェクトのひとつがハイチで始まったのは、2010年の大地震の後、フロリダ州のクリアウォーター・アカデミーから来た、アプライド・スカラスティックスの教育者が現地でボランティア活動を行った時でした。 彼女は勉強の技術について400人以上の両親と生徒たちにレクチャーしました。その結果、ハイチのある孤児院と学校の責任者が、勉強の技術のトレーニングのためにクリアウォーターへやって来ました。 クリアウォーター・アカデミーは、防水シートにわらと木の枝を敷いただけの学校を、ちゃんと屋根の付いたレンガ造りの建物に改築するための資金を調達し、生徒たち全員が勉強の技術を学ぶ新しい学校が生まれました。
別の支援活動として、イギリスのアプライド・スカラスティックスの教育者たちが2008年にウクライナで勉強の技術のセミナーを提供しました。 そこで生み出された需要に応えるために複数の個人指導センターが始まり、今では常設のセンターで、全国の学校の生徒や教師たちを対象に、勉強の技術のレクチャーが年間約300回行われています。 このレクチャーは、バーブシキン地区の公立学校でカリキュラムの一環として採用されました。またアプライド・スカラスティックスは、ウクライナ最大級の都市の教育プロジェクトにおいて、家族と青少年問題担当大臣の協力者となりました。
それ以外にも、アプライド・スカラスティックスの教育者たちは、人口の半数が読み書きのできないバングラデシュに勉強の技術をもたらしました。 その教育者たちはバングラデシュ勉強グループを結成し、すぐに3つの学校で勉強の技術を導入させました。 彼らはダッカのジャハンギルナガール大学で100名以上の学生と教職員にセミナーを開きました。その後、ダッカの市長は勉強の技術を、この国の読み書き能力の問題への解決策であると宣言し、すべての学校に導入することを正式に要請しました。
南アフリカでは、勉強の技術のレクチャー、コース、ワークショップが2万人以上の教師に提供されました。
1975年には、南アフリカのサイエントロジストたちが「エデュケーション・アライブ」の旗の下、勉強の技術のレクチャーやコース、講習会を提供し始めました。 彼らはこれまでに2万人以上の教師をトレーニングし、次にその教師たちが今度は勉強の技術を、南アフリカの子供たち何百万人にもたらしました。
勉強の技術はジンバブエにも輸出され、そこでは1万8,000人の教師がトレーニングしました。さらにガーナ、ガンビア、シエラレオネにもです。 現在、「エデュケーション・アライブ」のオフィスは南アフリカ、ナイジェリア、ケニア、マリ、エチオピア、ボツワナなど各地にあります。
フィリピンでは、中学校の中退率は30%に上り、読み書きのできない小学生が全体の75%を占めています。 その状況に対し、スパニッシュレイクにあるアプライド・スカラスティックス国際本部で、5,000名のフィリピン人教師に勉強の技術の短期集中コースが提供され、続いてその教師たちがこの技術を国内の3つの学校に導入しました。
その結果は、過去に例のないものでした。 最初の学校は全国最下位から8位になり、2番目の学校は生徒のテストの点数の上昇において全国記録を樹立し、3番目の学校は改善措置を必要とする状態から、全国トップクラスの学校に躍進しました。
ケニアでは、アプライド・スカラスティックスの「レスキュー・チーム」が、キシーという都市で孤児たちのための学校に勤務する14名の指導員に、「学び方を学ぶ」コースを提供しました。 ほぼ即座に生徒たちのテストの点数が急上昇し、この学校はこの地域の270の学校の中で最低ランクからトップクラスになりました。 その結果、ケニアの教育当局は全国的な勉強の技術カリキュラムを要請しました。
アプライド・スカラスティックスは、あらゆる層の教師と生徒をトレーニングし、地域社会のリーダーや政府、その他の団体と協力して、教育の分野の再生に取り組んでいます。